福岡県の不名誉な1位について
 福岡県は不名誉な1位がいくつかあります。
 まずは、指定暴力団数全国1位
 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(暴力団対策法)は、都道府県公安委員会が指定した暴力団(指定暴力団)の構成員が、一定の行為を行うことを禁止しています。
 平成21年2月現在、指定暴力団は、五代目山口組、稲川会、住吉会などをはじめとする22団体がありますが、そのうち県内には、
四代目 工藤會
道仁会
太州会
三代目 福博会
九州誠道会

の5つもの指定された団体があります。
 その結果
 拳銃発砲数全国1位など暴力団に起因する不名誉な記録がいくつもできてしまったのです。
 このような実態を受けて、福岡県では、10月13日に全国に先駆けて暴力団排除条例を制定しました。

青少年の健全育成と暴力団排除条例について
 福岡県が制定した「暴力団排除条例」で本会の活動に少なからず関係する部分を紹介します。
 なお、暴力団とは「暴力団 その団体の構成員(その団体の構成団体の構成員を含む。)が集団的に又は常習的に暴力的不法行為等を行うことを助長するおそれがある団体をいう。」となっており、前述の指定暴力団以外の暴力団も含まれます。

 それでは、今回の条例のうち、関係する部分を簡単に説明すると

○下記に掲げる学校等の周辺区域における暴力団事務所の開設・運営が禁止されます。

学校(大学を除く。)又は専修学校(高等課程を置くものに限る。)
児童福祉施設又は児童相談所
図書館
博物館
公民館
家庭裁判所
少年鑑別所
保護観察所

 上記に掲げるもののほか、公安委員会規則で定めるもの

 私たちは、活動を通じて上記規定に違反する暴力団の拠点を確認したときは、警察への通報を行うべきだと思います。